ルアーで魚を釣った事がない方にとっては
ルアーで釣れる魚って、ブラックバスぐらいじゃないの?
って、思っていませんか?
実は、そんなことは無く
しかし、そのためには対象魚によって釣り方を変える必要があるんです。
ってな訳で、今回は
- おかっぱりから狙える魚9選
- ルアー初心者におすすめの魚はコレ!
実は、おかっぱりからでも美味しい海の魚は沢山釣れるんですよね。
そこで今回は【おかっぱりからルアーで釣れる海の魚】について解説していきたいと思います。
この記事を読んで『どんな魚を釣りたいのか?』の参考にしてみて下さい。
おかっぱり(陸っぱり)とは?
釣り用語の一つ。
船で沖に出るのではなく岸から竿を出して釣る方法で、小さなお子さんでも手軽に出来るのが魅力です。
餌を使う【サビキ釣り】なんかは有名ですが、ルアーでも大物が狙える事が人気の秘密と言える出でしょう!
おかっぱり シーバス
海さえあればどこでも狙え、70cmクラスの大型が都心部でも釣れるのがシーバス。
夜の方が大型がヒットしやすいのですが条件さえ合えば日中でも釣れる魚です。
強烈な引きと豪快なエラ洗いにより、スリリングなファイトが出来るため多くのルアーマンを虜にしている人気の高い魚と言えるでしょう。
基本タックルは
- 9フィート前後のシーバスロッド
- 3000番サイズのリール
- 1.0号のPEライン
- リーダーは5.0号のフロロカーボン
陸っぱりからのシーバスゲームでは、あまり水深の深い所を狙わないため使用ルアーはフローティングミノーがメインとなります。
ただ巻き中心で、ときおりスピードに変化をつけたり、一瞬とめて巻くなどを混ぜて誘いましょう。
しかし、このシーバスという魚。
1年を通していつでも釣れるのですが、季節によって捕食しているベイトに変化がありマッチしたルアー以外には全く喰わない事もあり、いかにその時のパターンを見抜くかが大事です。
おかっぱり チヌ
先ほどのシーバス同様、1年中どこでも狙える魚でエサ釣り師の間でも人気の高いのがチヌ(クロダイ)です。
雑食性の魚で動くものに好反応を見せるためルアーにも果敢にアタックしてくるのが特徴。
基本的にタックルは
アクションはただ巻きに加え、たまにトゥイッチを入れてイレギュラーな動きを演出しましょう。
またチヌは小魚以外にもエビやカニも捕食しているため、ボトムにへばりついている場合も多いんですよね?
クランク等の潜るルアーで底を探るのも有効ですが根がかりには注意が必要!
ひどい場合には根がかりしにくいジグを使用し、ボトムをずる引きやバンプなどで誘いましょう。
おかっぱり フラットフィッシュ
平べったい体のヒラメやマゴチの事をフラットフィッシュといいます。
サーフだけではなく海底が砂地であればどこでも釣れ河口付近が意外と狙い目な魚なんです。
使用するタックルは
同じような場所を好む魚ですが、実際の生態や釣り方には若干の違いがあります!
ヒラメ
サイズには差がありますが年中ねらえる魚で基本的には夜行性です。
海底でじっとしているイメージですが、意外と泳ぎ回り獲物を追って上がってくるためミノーミノーやメタルジグでも好反応を見せます。
マゴチ
梅雨明けから暑くなってくると釣れる魚で、照りマゴチの異名があるほど日中の方が活性は高いのが特徴。
一定の場所で待ち伏せるタイプの魚で、ワームを底まで落として探る釣り方が一般的な狙い方となります。
群れやペアで行動していることが多く1匹釣れると立て続けに釣れることもありますので同じ場所で粘る価値があり!
同じフラットフィッシュでも、初心者が狙うなら
おかっぱり エギング
餌木というエビのような形のルアーでイカを狙うのがエギングと言います。
メインは春と秋の2シーズンで、この時期になると釣り場はエギンガー達で埋め尽くされるほど人気の釣り!
初心者でも意外と簡単に釣れるため初めてのルアーフィッシングにエギングを選ぶ方も多いのではないでしょうか。
おかっぱりからのエギングタックルは
- 8フィート前後のエギングロッド
- 2500番サイズのリール
- 0.6号のPEライン
- リーダーは2.0号のフロロカーボン
使用するエギのサイズは大型の春イカには3.5号をメインに使用し、小型が多い秋イカには2.5号がメインとなるでしょう。
イカは日中、水温の安定している底にいることがほとんどなので餌木をキャストしたら底まで沈めます。
底に着いたらしばらく停止させてイカが抱く時間をとります。
反応が無ければロッドを2~3回シャクって餌木を跳ね上げまた底まで沈めて待つ。
というのがエギングの基本です。
注意したいのがシャクった時、ガイドに糸が絡みやすのでKガイドなどの絡みにくい加工がされたロッドを選択しておきましょう
おかっぱり 太刀魚
エギングと同様、シーズンになると大勢の釣り人でごった返すほどの人気を誇る魚が太刀魚です。
おかっぱりから狙えるシーズンは、秋~冬の夜。
ちなみに
つまり初心者でも簡単に釣れる魚と言えます。
タックルは、激しくシャクル釣り方となるためエギングロッドが流用できますが、太刀魚は非常に歯が鋭いのでリーダーはワイヤーに変更しておく事が必須!
一般的な太刀魚の釣り方は
ワームに三角錐のジグヘッドを取り付け、ロッドを小刻みにしゃくって左右にダートさせて誘います。
ただし、釣れる時合が限られている魚ですのでピンポイントで狙っていく事が大事です。
おかっぱり アジング
サビキ釣りで子供でも釣れるメジャーな魚であるアジ。
エサで簡単に釣れるアジをあえてルアーで釣る理由は
しかし、細いラインに軽いルアーを使用するためライントラブルが起こりやすく口が弱く切れやすいアジとのやり取りは初心者には難しい釣りとなります。
基本タックルは
- 7フィート前後のアジングロッド
- 2000番クラスのリール
- ラインは0.5号のフロロカーボン
先端のティップ部分にはソリッドティップとチューブラーティップの2種類ありますが、次に紹介するメバリングも楽しみたい方にはソリッドティップの選択をオススメします。
使用するルアーには、オモリと針が一体となったジグヘッド単体に5cm程度のワームを組み合わせて行う釣り方がメイン。
注意点は真っすぐ刺すこと!
ルアーをキャストし着水したらカウントダウンを開始。
狙うタナについたらレンジをキープする為リールはゆっくりと巻きましょう。
扱うジグ単は非常に軽いため風に弱く飛距離が出ないのが難点となりますが、キャロライナリグやスプリットショットリグをラインにセットすれば解消されます。
おかっぱり メバリング
冬に釣れる魚の代表といえばメバルでしょう。
日中は底に潜み、夜になると表層付近まで浮いてくる魚でメインは夜の釣りとなります。
仕様タックルは
しかし、同じライトタックルを使用する釣りですが喰い方には若干の違いがありアワセの入れ方も違います!
アジ
吸い込むような捕食の仕方で『掛けの釣り』と言われ積極的にアワセをを入れていく釣り方がメイン。
メバル
かじるような捕食の仕方で『喰わせの釣り』と言われ基本的には向こうアワセとなる釣り方がメイン。
この違いが先のアジングの項目で
メバルという魚は非常に警戒心が強く、少しでも違和感を感じるとワームを吐き出してしまうため柔らかいソリッドティップの方が自然に喰わせやすいからなんです。
風や潮の変化にも敏感に反応する魚なので、1つの場所で粘るよりランガンして広く探るのが釣果アップのコツ。
おかっぱり ライトロックフィッシュ
根魚と言われテトラや障害物に居付いている魚で、狙うのは小型のカサゴやソイなどがメインとなります。
足元のテトラポットなどに生息し攻撃性が高く簡単に釣れるのが特徴。
同じカテゴリーとして大型を狙うヘビーロックフィッシュもありハタやアコウなどありますが、これは別物と考えて下さい。
ライトロックフィッシュゲームにはアジングロッドやメバリングロッドが流用できますが
なぜライトと限定したか?
それには理由があり
この力は非常に強く、根ズレのリスクも高いためライトなタックルで取れるのは小型に限られるからなんです。
もし、ハードロックフィッシュをやりたいなら専用のタックルを用意する必要があります。
- 8フィート前後の硬めのロッド
- 3000番クラスのリール
- 1.2号のPEライン
- 6.0号クラスのリーダーは必須
バス釣り経験者ならベイトタックルで挑むのもオススメ。
おかっぱり ライトショアジギング
陸っぱりからルアーで釣れる青物の中で、最高のターゲットとなるのが
このサイズも狙えますが、もう少し小型のハマチやサゴシクラスならおかっぱりからでも多く釣り上げられているんです。
時合が非常に重要な要素となり、簡単な釣りではありませんがルアーマンとしては挑みたいゲームと言えるでしょう。
基本的なタックルは
- 10フィート前後のショアジギングロッド
- 4000番クラスのリール
- 1.5~2.0号のPEライン
- リーダーはフロロの5.0号
使用するルアーはメタルジグをメインに使用し、動きはワンピッチワンジャークが基本の釣り方です。
メタルジグはフォール姿勢も考えて設定されているものが多いため、フォール中にも獲物が追跡している事があります。
フェザリングを使いながら着底後、すぐにアクションに入るようにしましょう。
その他にバイブレーションも有効なルアーで
青物はひったくるように獲物を捕食するので、見起きられないように早巻きが基本的な操作となります。
投げて巻いてたら喰ってました
ってな感じで、時合にハマれば爆釣も期待できますよ!
初心者でもおかっぱりから釣りやすい魚は?
おかっぱりからでも美味しい魚を狙えるルアーフィッシングの数々をご紹介しました。
どれも美味しい魚が釣れるため
どれから始めればいいの??
って、思ってしまいますよね?
私の経験上
どちらも似たようなロッドと釣り方になりますので、1本準備しておけば状況やシーズンによって使い分ける事も可能です。
ぶっちゃけ、エギングロッドを準備しておけばイカ釣り以外にも万能に使えるのでオススメですよ!
ルアーフィッシングでは意外と大物の方が掛かりやすいという事もありますので、いきなりショアジギングで行くのもアリかな?
コレが釣りの醍醐味なんです!!
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