サビキ釣りで簡単につれるアジですが、これらはアミやムシを捕食している小型のアジだけです。
では、大型のアジは何処にいるの?
答えは
つまり、太陽の光が届きにくい深場や常夜灯に照らされない部分。
そんな場所を狙うためには
今回は【尺アジをルアーで釣りたい方】のために、尺アジの狙い方について話したいと思います。
- 尺アジのパターン
- 尺アジ用タックル
- 尺アジ狙いの釣り方
遠投アジングのポイント
回遊魚で青物の一種であるアジは、魚を捕食する
大型化するにつれて小魚を積極的に捕食し始めます。
水温が上がり始める春先にはイワシやキビナゴが接岸してくることがあり、それを狙う良型のアジも一緒に廻ってきます。
しかしこの時に現れるアジは
そこから徐々に大型化していき、夏を越え秋を迎えると尺アジが現れ始めます。
デイゲームで狙うアジング
捕食者であるアジにとって大事なのは
アジングと言えばナイトゲームのイメージが強いんですが、ベイトさえ廻ってくれば日中でも水面にライズする光景を見ることもありますので、昼間でも狙う事が可能なんです。
回遊性の高いアジは、潮の流れが良い場所へと移動してくるため狙い目は
その中で、大型のアジは群れの下層に陣取り獲物を探す傾向があります。
さらに海底に岩や藻がある場所なら、底付近を回遊しながら獲物を狙う大型のアジが潜んでいる可能性は高いんです!!
つまり
- 軽量のジグヘッドでは届かない場所
- 潮に流され底がとれない場所
この辺りを狙う必要があるという事。
ナイトゲームで狙うアジング
アジは光に集まる習性があり、ナイトゲームにおいて常夜灯まわりや月明りを狙うのは定石です。
過酷な食物連鎖を生き抜き、大型化したアジにとって光は安心できる存在ではありませんので集まってくることは考えられないです
でも、獲物を食べないと生きていけませんよね?
フィッシュイーターのほとんどは、 獲物を下から見つけて追いかける習性があります 。
その事を踏まえると、常夜灯に照らされない深場から上部を泳ぐ小魚を狙って回遊している可能性が高いんです。
つまり
そこにルアーを届かせる必要があります。
- 明るすぎない場所
- 光が途切れる深い場所
この辺りを狙っていきましょう!
遠投アジングのタックル
デイ・ナイトどちらにも共通する尺アジの攻略に必要なのは
そして、青物の引きを持つアジを取り込むには専用タックルを装備しなければ勝てません!
- ロッド:7フィートの長さでショートバイトに対応するため硬すぎるのは避け、操作性に優れるチューブラーティップ搭載のアジング専用ロッド
- リール:2000番サイズで十分で、ギアは何でもOKですがリーリングスピードには注意する必要あり
- ライン:沖の深場を攻めるため、感度重視でPEライン0.4号にフロロカーボン1.5号を結束
メバルロッドと兼用している方も多いですが、繊細なアタリを感じて積極的に掛けて釣るアジングではバット部分の張りも重要。
しなやかすぎるメバリングロッドではアタリが取りにくく釣果に明らかな差が出ます。
つまり
アジングで遠投するための仕掛けとは?
港湾で小型を狙うアジングは、軽量のジグヘッド+小型のワームの組み合わせがメインとなります。
しかし沖に潜む尺アジを狙う場合、1.0g前後のルアーを遠投することは難しく少しの風でも影響を受けてしまいます。
そんな時に有効な方法は4つ!
キャロライナリグ
サルカンと中通しのシンカーを用いた
重いシンカーをセットすることにより、遠投できる事が最大のメリット。
ジグヘッドのサイズを重いものに変更すると、どうしてもサイズが大きくなりアジに違和感を与え、喰いが悪くなることが多いです。
しかしキャロライナリグを使えばジグヘッドのサイズは変わらない為、ルアーの自然な動きと喰い込みの良さはそのままで沖合を広く深く探ることが可能。
デメリットはシンカーを変更したい場合、ラインを切って仕掛けを組み直す必要があり面倒くさい事。
スプリットショットリグ
ラインに噛み潰しのガン玉やウェイトストッパーなどのゴム管に打つことにより
喰い込みの良さはキャロライナリグに劣りますが、シンカーの重さを簡単に変更できるためアジのレンジが変わった時にも手返しよく対応できるのが最大のメリット。
軽いルアーを流れがあるポイントまで流す釣りにも有効で、シンカーが固定されていることにより狙ったレンジを攻められるのもアジングには有効です。
デメリットはリーダーを長くとると誘いが難しくなるため、根がかりの多い場所では使いにくい事。
プラグ
言わずと知れたルアーフィッシングの定番である樹脂製のルアーです。
イワシやキビナゴを捕食してる場合には特に有効で、大きなアクションは
5cm程度のサイズがベストで、表層付近で活性が高いアジにはシンキング系で徐々にレンジを下げながら探っていくのが効果的。
同じくルアーの一種であるワームの方が大量に入って売られているため得に思えますが、ワームはカジられると使えなくなる消耗品なんですよね。
つまり
デメリットは活性の低いアジには効果が薄く、多用しすぎるとスレやすくなる事。
メタルジグ
青物狙いの定番ルアーのメタルジグも釣れます。
だって
ずば抜けた遠投性と小刻みなアクションで、リアクションバイトが誘えることが最大のメリット。
ロッドの性能から5g前後のメタルジグを用意しておけば問題なし!!
大型アジが潜んでいる沖の深場を狙うのに最適なルアーで、リーリングスピードにより全てのレンジを攻略できる
デイゲームで活性が低く、ボトムに潜んでいるアジに捕食スイッチを入れさせるにはメタルジグの出番と言えます。
デメリットは、ベイトが小魚でない場合は苦戦を強いられナイトゲームに関しては、ほとんど出番がない事。
大型狙いのアジングは遠投が基本
サビキ釣りでアジを釣ったことがある方には分かると思いますが
大きなアジほど、下の方の針に掛かってますよね?
つまり、大型アジの習性はサイズが大きくなるほど深く場所を泳ぐという事の証明なんです。
という事は
これは間違いない事実です!!
獲物の習性が分かれば釣り方も分かりますよね?
ぜひ、大型の尺アジをゲットしてアジングの虜になってください
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