ライトゲームの中でも絶大な人気を誇るのがメバリング。
一般的に釣りのシーズンオフとなる冬場でも狙え、港湾部といった手軽な場所で釣れるのが人気の秘密でしょう。
食べても美味しい魚ですので、初めてのルアーフィッシングにメバリングを選ぶ方も多いと思います。
しかし
特に初めての方にとっては
どんなロッドを準備すればいいの?
って疑問に思いますよね?
そこで今回は
- メバリングロッドの選び方
- おすすめメバリングロッド
この辺りについて解説していきたいと思います。
ぜひ最後まで読んで【最強のメバリングロッド】選びの参考にしてみて下さい。
メバリングロッドの選び方
シーバスやエギングと違い、メバリングは軽量のルアーを扱う釣りとなりますので
それぞれに『どんな違いがあるのか』について解説していきます。
硬さの違い
メバリングロッドの硬さは基本的には3種類で、扱えるルアーの重量に違いが出ます。
- UL:ウルトラライト・・・使用ルアーは0.5~7g程度
- L:ライト・・・使用ルアーは0.5~10g程度
- ML:ミディアムライト・・・使用ルアーは10g以上
硬いほどバットパワーが高くなるため、狙うメバルが大型化するほど硬いロッドの方が寄せやすくなるメリットがあります。
小型ほど警戒心が弱いためサイズにこだわらず数が釣りたいなら取り回しの良いULクラス、大型の尺メバルを狙うならMLクラスとサイズによって変更するのがベスト!
初心者が最初の1本に選ぶなら軽量ジグヘッドもプラグも扱える
長さの違い
長さの違いは扱いやすさとして差が出ます。
6フィートサイズ
キャスト精度が高くなり、テトラ帯などでもピンポイントに狙う事が可能。
軽量のジグヘッドを繊細に操作することが可能ですが、強風や足場の高い場所では悪影響を受けやすいの難点。
8フィートサイズ
キャスト精度は落ちますが重めのルアーを遠投することが可能。
開けたフィールドで広く探りたい場合には有利となり、先端部分を水面に近づける事ができるため強風にも強いです。
反面、細かいアクションを付けにくく活性が低い場合の繊細な釣りには向いていません!
万能に使いやすい長さは
ティップの違い
ティップ=穂先
この違いは大きく分けて2つ
- 先端の詰まったソリッドティップ
- 先端が空洞のチューブラーティップ
基本的にメバリングは乗せの釣りと言われています。
アジのように吸い込み系の捕食スタイルではなく、ついばむ様に捕食するメバルには
小型のメバルほどアタリは繊細となる傾向が高く、軽量ジグヘッドをスローで誘う場面が多いためソリッドティップの方が有利。
大型のメバルなら『バシッ』とアワセる場合や、プラグをアクションさせて誘う事もありますのでチューブラーティップの方が有利。
狙うメバルのサイズによって選択しましょう。
1万前後のコスパの高いメバリングロッド
とりあえず「メバリングに挑戦したい」って方は、このクラスから始めるのがおすすめ。
ダイワ(DAIWA) メバリングX
大手釣り具メーカー【ダイワ】から販売されているメバリング専用ロッドです。
バリエーションは4種あり、ML以上の硬さはなく主に軽量ジグヘッドや小型プラグ向きのバリエーション。
X上に巻きつけられたカーボンにより捻じれを軽減し、不意の大物とのやり取りにも対応したモデルで入門機としては最適なロッドがメバリングXと言えます。
メジャークラフト(MajorCraft) 3代目クロステージ メバル
ルアーロッドの開発に定評のあるメジャークラフトから販売されているメバリングロッドです。
全8種類と豊富なバリエーションを揃え、あらゆるフィールドに対応できるのが魅力の1つ。
独自の【クロスフォース製法】を採用したカーボンは、バットの強度に加えティップの高感度も実現したモデルでありこの価格では高性能なロッドが3代目クロステージと言えます。
シマノ(SHIMANO) ソルティーアドバンス メバル
大手釣り具メーカーシマノが販売するメバリングロッドです。
バリエーションは2種類と少ないのですが、この価格でオールKガイドを搭載しているのは魅力!
70g前後という驚異的な軽さを実現し、しなやかなソリッドティップを持ちながらパワーのあるバット部分まで併せ持つ完璧な仕上がりで、この価格帯では一押しのメバリングロッドがソルティーアドバンス!!
2万円以下のエントリーモデルのメバリングロッド
このクラスからは性能が上がります。
一度でもメバリングを経験しステップアップしたい方はもちろん、初心者の方でもこのクラスから始めれば満足できるでしょう。
ダイワ(DAIWA) 月下美人 メバル
ダイワが誇るライトゲーム専用モデルで知名度も高いメバリングロッドです。
バリエーションは4種あり、全てに採用されているHVFカーボンにより70gクラスの軽さを実現しながら、バット部分に粘りを持たモデル。
1~3g程度の軽量ルアーの操作感が良く、カーボンソリッドのメガトップがメバルのバイトに追従しバラしにくいのもメリットと言えるロッドが月下美人。
メジャークラフト(MajorCraft) トリプルクロス メバル
メジャークラフトの中級モデルで、バリエーションは全7種を揃えています。
sic-sリングのKガイドを搭載しライントラブルも少なく、独自の4軸カーボンによりバットパワーが高いメバリングロッド。
なんと、メバリングロッドには珍しいMやMHクラスの硬さも存在します!!
20gまでのルアーが投げられるMHは、まさに対尺メバルに特化したモデルがトリプルクロスです。
アブガルシア(AbuGarcia) ソルティーステージ プロトタイプ メバル
アブガルシアから販売されるメバリングロッドです。
バリエーションは全3種類ありカーボン含有率は98%と高いのが特徴。
バットはカーボンをX上に巻き付け強度とパワーをアップするのはもちろん、特筆すべきはKRガイドの存在でしょう。
小口径ガイドにすることにより飛距離と感度、さらにフッキング率も高めたスキの無い高性能なロッドがソルティステージ プロトタイプです。
中級者向けの高性能なメバリングロッド
価格が20,000円を超えてくると、なかなか初心者には手を出しにくいため中級者向けのロッドを紹介します。
ダイワ(DAIWA 月下美人 AIR AGS
ダイワが誇る上級モデルのメバリングロッドで、バリエーションは全5種類を展開。
先端のメガトップは自然な曲がりによる抜群の喰い込みの良さを誇ります。
ガイド部分もカーボンで加工したAGS(エアガイドシステム)を搭載し、更なる軽量化と高感度を実現!
バット部分にはHVFナノプラスを組み込み、強度と粘りを実現しながら自重は驚異の60g!!
ぶっちゃけ、買って損の無いメバリングロッドが月下美人 AIR AGSと言えるでしょう。
オリムピック フィネッツァ
高級ロッドメーカーオリムピックから販売されているメバリングロッド。
ロックフィッシュを釣ることに特化したモデルで、根から引き剥がすパワーは尺メバル相手でも余裕のファイトができます。
アタリを周波数で感知できる繊細な穂先を持ち、ガイド部分は摩擦に強いトルザイトリング仕様で掛かったメバルを逃がしません!
バリエーションは全6種あり、自重は70g前後と文句の付けどころが無いロッドがフィネッツァと言えます。
ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks) ブルーカレント3
コチラも高級ロッドメーカーとなるヤマガブランクスの人気ロッドです。
バリエーションは8種類(ベイトタイプも有り)で、ティップは全てチューブラーで統一。
しかし繊細な穂先は軽量ルアーでも操作性が高く、強いバットは綺麗な曲がりを見せ引き寄せて釣る醍醐味を味わえる病みつきロッドです。
積極的に掛けていく釣り方も可能ですのでアジングと兼用したい方にはおすすめのメバリングロッドがブルーカレントと言えるでしょう。
最初に買いたいメバリングロッドは?
メバリングの基本は
いかに違和感なくメバルに喰わせるかが重要なポイントとなり、繊細な穂先は絶対に外せません!
特に初心者の方にとっては、オートフッキングが可能なソリッドティップは必須と言えるでしょう。
私個人のおすすめロッドは
ここから始めれば、メバリングの魅力にどっぷりとハマる事は間違いなし!
年中楽しませてくれる魚ですので、持っておいて損のないロッドだと思いますね。
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