冬の風物詩でもある
港湾部に居着いているモノは小型のメバルがほとんどで、大型はもっと沖の方の深い藻場で産卵を控えた生活をしています。
しかし夜になると大型メバルたちは、獲物となる小魚たちが集まりやすい沿岸部へと現れ積極的に捕食行動を行うのが特徴。
そしてランカーサイズである尺メバルを岸から釣り上げることがメバリングの最大の目的であり、そのために最も効果的な釣り方は
今回は【尺メバルの釣り方】について話したいと思います。
- 尺メバルが潜む3つのポイント
- レンジ別の有効なルアー
尺メバルが潜む3つのポイント
魚というものは大型になるほど警戒心が強くなります。
光の存在
基本的に夜の釣りであるメバリングにおいて、絶対に外せないポイントが常夜灯の存在。
プランクトンや魚が光によって集まってきますが、明るい部分に寄って来るのは小型がほとんどです。
大型のメバルたちは、常夜灯周りに集まる小型のメバルたちの様子を見るように潜んでいることが多く、狙うポイントは
暗い部分に投げ込み、明るい部分へと引いてくるのが効果的です。
ストラクチャーの存在
身を潜めることが出来る障害物は、メバルの隠れ家には最適。
岸に近いテトラも外せないポイントですが
沖の海底にある沈み根になった様な部分や、かけ上がりになった部分などに潜んでいる可能性が高いです。
しかし、海底の様子が分からなければ意味がありません。
海底の様子を探る為にはロッドからの手ごたえで判断する必要があり、そのためには
そして繊細な振動を感じる必要があり経験を積むことも大事です。
潮の存在
メバルは泳ぎの上手い魚では無いため、本流の速い流れに乗って泳ぎ回ることはありません。
したがってショアジギングのように大遠投する必要は無く
狙い目は、本流の早い流れが堤防付近で引かれて潮の壁になり泡が溜まって潮目となっている場所です。
基本的にメバルは潮目から外に泳ぎだすことは無く、狙い方としては本流へ向けてルアーを投げ潮目を通すようにルアーを引いてくる釣り方が効果的。
大事なのは
レンジで変わる尺メバルに効くルアー
メバリングに使用するプラグは小型のものが多く、最も使いやすいのが
トップ~表層狙い
メバルは活性が高くなると表層付近まで浮いてきて積極的に捕食する魚であり、基本的にはミノーで探っていきましょう。
スローリトリーブとレンジキープが原則となる釣りなので、浮き上がるフローティングは不向きで
ギリギリ沈まないスピードとロッド操作でゆっくり引くことが大事で、アタリが無ければ1秒単位でカウントを下げていく事。
重量が増えた分、沈むスピードも速くなるので全てのレンジを探る為には徹底しましょう。
ボイルが起こっているような場合は、ホッパーなどの
中層~ボトム狙い
シンキングミノーでカウントダウンを続け、ボトムまで万遍なく探ったとします。
それでもアタリが無ければ、狙いをもっと沖の方へ変更しなければなりません。
そんな場面で有効なルアーが
5g程度のメタルジグでもライトタックルでは飛距離が出せますので、沖にいるスレていない個体を狙う事が可能です。
比重が重く沈むスピードも速いメタルジグは、ボトム付近の攻めには最適なルアーと言えるんです。
飛距離を無駄にしないために、ラインにテンションをかけない
落ちてくる獲物に反応するのもメバルの特徴で、着底後は見切られる前にすぐに巻き始めるようにしましょう。
尺メバルのまとめ
メバリングにおいて最も大事なのは
これは大型も小型も関係なくメバリングの基本となり、余計なアクションは必要ありません。
特に大型狙いとなると、ルアーの重量が増え沈む速度にも変化が大きくなりますのでリトリーブ速度には注意する事
簡単なようで奥が深いメバリングを極めて、尺メバルをゲットしましょう!!
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