魚釣りを始めてみたい
そう思った理由はなんでしょうか?
- 一つの趣味として楽しみたい
- 美味しい魚を自分で釣りたい
- 友人に誘われたから
理由は何にせよ、釣りを始めるからには釣らなければ意味はありませんよね?
海には多くの魚が生息していますが
今回は、初心者が覚えておきたい釣りの基本について解説したいと思います。
- 魚の生態について
- 海の潮について
- 天気と気圧について
魚の生態が釣りに与える影響
魚の生態に関する基本は3つ
- レンジ
- 季節
- 時合
順に解説していきましょう。
魚がいるレンジ
う~み~は広い~な、おおきい~な♪
という歌は誰でも知っていますが、釣りに大事なのは
魚には、水面付近を泳ぐものや海底付近で待ち伏せるものなどそれぞれ遊泳層(レンジ)というものがあり
だって魚がいませんから!
魚が釣れる季節
水中で生活してる魚ですが基本的には寒さに弱いものが多く、冬場は水温の安定する
もちろん、冬場でも活発に行動するメバルなどもいますが寒いと釣りにくいのが現実です。
反対に春~秋にかけての気温が高い時期には多くの魚が岸に近づいてくるため
魚が釣れる時合
人間と同じように魚にも食事の時間があり、違いは昼食の時間がなく太陽の動きと関係しています。
それは分かりやすく
- 太陽が出る【朝マズメ】
- 太陽が沈む【夕マズメ】
この2つの時間帯を【時合】と言います。
特にフィッシュイーターと呼ばれる小魚を捕食するハンターたちが活発に動き回るため
潮の流れが釣りに与える影響
潮とは海流の流れの事で、大きなポイントは3つ
- 干潮・満潮
- 流れ方
- 速さ
順に解説していきます。
潮の満ち引き
海というものは潮の満ち引きによって、海面に上下変化が現れます。
基本的には
最も魚が釣れやすいのは
私の経験上、このタイミングを過ぎると魚のアタリがまったくなくなるケースも多いんですよね。
時間帯は毎日変わりますが【潮見表】で、目的の釣り場の情報を確認しタイミングを確認しておきましょう。
潮の流れ
海というものは海面の上下以外に動きにも変化があり
なぜなら、エサとなるプランクトンの活性も上がり繫殖が増えるため、捕食する小魚も集まりやすくなるからです。
動きも潮見表で確認が可能で、流れには規則性があり
大潮→中潮→小潮→長潮→若潮→中潮→大潮
という周期で動くことがほとんどで、もっとも潮の動きが大きい
潮の流れの速さ
流れが速くなると
シーバスや青物などの泳ぎが上手い魚たちは、早い潮の流れでも獲物を追いかけて捕食できるので問題なし!
一方でメバルやカサゴなどの泳ぎがあまり上手くない魚たちは
魚によって快適な潮というものは違うため、対象魚の習性を知っておく必要があります。
しかし、泳ぎが上手い魚でも激しい波が押し寄せる【シケ】と呼ばれる日などは魚も危険を感じて釣れにくい傾向があるため、そんな場合は
天気が釣りに与える影響
天気が釣りに与える影響は3つ
- 雨
- 風
- 気圧
コチラも順に解説します。
雨が釣りに与える影響
川の付近で雨が降ると増水し、勢いと濁りを増した流れは小さな川魚を飲み込むようにして下流へ流れていきます。
濁りはフィッシュイーターにとっては身を隠すためには最適で、さらにエサまで流れてくることもあり
ただし、これは普通の雨の場合の話で大雨で土色の濁流になるほどの場合は、さすがのフィッシュイーターも身を隠してる事が多く、何より
そんな天候の時は、釣りは控えるようにしましょう。
風が釣りに与える影響
適度な風は波をおこし
また、夏場などの海中に溶けている酸素濃度が低い時期でも、波同士がぶつかり合って海水を攪拌することにより海中の酸素濃度が上昇させ魚の活性も上がります。
ただし、あまりにも強風の場合は
こうなってくると、オモリやラインなどで対応する必要があります。
道具がそろっていない場合は、最悪釣りにならない事も…。
気圧が釣りに与える影響
気圧とは空気の圧力ですが海中にも影響を与えます。
魚が水中を自由に泳ぎ回れるのは
この浮袋は気圧の変化で、膨張したり伸縮したりするため魚の遊泳層に影響を与えてしまうんですんですよね。
釣り人の中で言われるジンクスの中に
天気が変わると魚が釣れる
というのは気圧の変化により
一気に魚の活性が上がることによって起きているんです。
魚釣りに大事な事
天候や潮の流れは釣りに行く前に確認しておくことが釣果アップにつながります。
しかし、休日が決まっているためベストの条件の日に釣りに行けない事のほうが多いのが現実。
若潮で快晴無風の状態でも絶対釣れない訳ではありません!
大事なことは
これが出来れば釣りがやめられなくなるでしょう。
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