多くの釣り人にとって
強烈な引きを持つ相手とファイトしたい!
という願望がありますよね?
中でも、ハマチやサゴシなどの青物との闘いは一度体験すれば病みつきになるほど!
しかも、食べても美味しいとなると狙わない手はありません。
そんな青物を岸から狙う釣りが
船で沖まで行かなくても、サーフや堤防から狙える事から人気の高いジャンルであり挑戦したい方も多いと思います。
しかし、釣具店にはショアジギングロッドのコーナーはありますがショアジギングリールのコーナーはありません。
これから始めたい初心者にとっては
どんなリールを選んだらいいか分からない
って方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、初心者におすすめな【コスパ最強のショアジギングリール】について解説していきたいと思います。
最適なリールを手にして、大型青物であるブリやヒラマサをも釣り上げる手助けになれば幸いです。
- ショアジギングに向いたリールとは?
- ショアジギングリールの選び方
- 予算別・おすすめショアジギングリール
ショアジギングリールとは?
岸から40~80g程度のメタルジグを使って、中型~大型青物を狙うのがショアジギング。
船で沖は出るオフショアジギングならメタルジグを沈めて狙いますが、ショアジギングの場合は『投げて巻いて』を繰り返す事になるため、遠投性の高いスピニングリールの方が有利です。
青物の引きは強烈であり、掛かってから走り回るため太い糸が長く巻けてパワーのあるリールが必要。
非常に疲れる釣りとなりますが、軽さよりも強度を優先するのがベストでしょう。
ショアジギングリールの選び方
ここからは、ショアジギングに適したリールを選ぶポイントを解説します。
おさえておきたいポイントは4つ。
スプールサイズ
ラインを巻き付ける部分のサイズの事で、4桁の数字で表されています。
数字が大きいほどラインが長く巻け、ハンドル1回転あたりの糸巻き量が多くなるのが特徴。
ショアジギングリールの場合、3号のPEラインが200mぐらい巻ければ問題ないと言えるでしょう。
溝が深くそれ以上の糸巻き量がある場合、安いナイロンラインを下巻きしてからPEラインを結束する事で出費を抑えることが可能です。
サイズを選ぶ基準として、使用するメタルジグの重さで決めるのがベスト!
- 40gぐらいなら4000番
- 60gぐらいなら5000番
- 80gぐらいなら6000番
それ以上になると、重量が重すぎて初心者には扱いにくいので最初に選ぶリールとしては不向きだと思います。
ロッドに記載されている適正ルーアウエイトを参考にして選んでください。
理想のギア比
ハンドル一回転あたりの糸巻き量の事。
例えば、ギア比が『5.5』ならハンドルを1回転させるとスプールが5.5回転する事を表し、数値が大きいほど早く巻けることを意味します。
ショアジギングの基本は、メタルジグを遠投しては巻くを繰り返すため手返しの良さは大きなアドバンテージ。
さらに、青物は素早い獲物に反応するため早巻きする必要があるため
さらに上の【エクストラハイギア】クラスなら最高です!
引きの強い青物にはパワーギアが有利かと思いがちですが、ショアジギングロッド自体にパワーがあるためやり取りでカバーできます。
とりあえず『喰わせる事』が大事となるので、とりあえず早く巻く事を重視しましょう。
ドラグ性能
魚が引く力に対してリールを逆回転させる事で力を逃がす機能の事。
ドラグが緩すぎるとラインが滑りすぎてしまい魚を止める事が出来ません。
逆に強すぎるとラインが切れてしまい魚を逃がしてしまいます。
青物は獲物を喰った瞬間に強い力で走り出す事が多く、ショアジギングリールにとっては非常に大事な機能!
理想的なドラグは
5000円以下の安いリールは、ドラグ性能が悪いものが多いので注意が必要。
ハンドルノブの形状
ショアジギングで意識したいのはノブの形状。
小型リールに多い『I型ノブ』は細かく繊細な操作が可能ですが、握り込みにくいためショアジギングには不向き。
このため、しっかりと握れて力が入りやすい
中でも丸形のラウンドノブは力が入れやすく、手も痛くなりにくいのでオススメ!
ノブは後から交換も可能ですが、余計な費用がかかるため最初から装備されているリールを選ぶ方がコスパ的にも優秀です。
入門用に最適!1万円以下で買えるおすすめショアジギングリール
まずは1万円以下で買えるリールを紹介。
この値段なら安いため、入門用としては最適なクラスと言えます。
ダイワ(DAIWA) レガリス LT5000D-CXH
ダイワの入門機として人気の高いレガリス。
内蔵された【タフデジギア】と、ローター部分に採用されている【エアローター】が強度を落とさずに軽量化を実現。
LT(ライトタフ)コンセプトで開発されたボディは、5000番クラスでありながら250gという軽さは流石と言えるでしょう。
獲物の引きに追従してくれる【ATD(オートドラグ)】は、青物相手に最高のパフォーマンスを見せてくれます。
大きめの【T型ノブ】も握りやすくて使いやすい所もグッド!
まさに『見て良し・持って良し・巻いて良し』のショアジギングリールがレガリスです。
シマノ(SHIMANO) ナスキー C5000XG
シマノが誇るエントリーモデルがナスキー。
強度の高い【HAGANEギア】を内蔵し、【サイレントドライブ】が搭載されたボディは滑らかな巻き心地を実現しています。
最新の21年モデルからは【ねじ込み式ハンドル】が採用されているため、大物とのファイト時にもハンドルのガタツキが少ない事もメリット。
【AR-Cスプール】でライントラブルを抑えつつ、飛距離も出せるためショアジギングには最適!
1万円以下で購入できる安いショアジギングリールの中では最強と言われるのがナスキーです。
コスパ最強!2万円以下で買えるおすすめショアジギングリール
価格と性能を比較した場合、、最もコスパに優れているのがこのクラスです。
ダイワ(DAIWA) レグザLT5000D-CXH
ボディ剛性を重視したダイワのレグザ。
アルミ素材で作られた堅牢なボディの内部には、ダイワの技術を駆使した【マグシールド】を搭載。
液体磁気の力で防水・防塵に優れ『100年使える耐久性』は伊達じゃない!
さらに、飛距離が出せてライントラブルの少ない【ロングキャストABS】がスプールに採用されて青物狙いに特化してリールと言えます。
ハンドルには濡れても持ちやすい【ラウンドEVAノブ】が使われ、ハードな局面でも獲物を逃がす事はないでしょう。
ぶっちゃけ、1万円前半で買えるショアジギングリールのナンバーワンがレグザです。
シマノ(SHIMANO) スフェロスSW 4000HG
高い剛性を誇るシマノのスフェロス。
【HAGANEギア】だけではなく【HAGANEボディ】まで採用され、高い強度を誇るボディが完成!
ドラグ部分に搭載された【カーボンクロスワッシャー】は耐摩擦性と耐摩耗性に優れ、大型青物の引きに長く耐え続ける事が可能なリール。
さらにギアに【インフィニティドライブ】が搭載され、軽いながらも力強い巻き上げを実現しています。
ショアジギングに最強のパフォーマンスを誇るリールがスフェロスSWです。
上級者でも納得!3万円以下で買えるおすすめショアジギングリール
このクラスとなると性能は文句なく、上級者でも納得できるリールと言えます。
予算が許すならココから始めて見るのもアリ!
ダイワ(DAIWA) カルディアSW LT-4000-CXH
ダイワが軽さを追求したリールであるカルディア。
カーボンハイブリッド樹脂である【ZAION V】が採用されたボディは、金属に引けを取らない強度を持ちながら、このサイズではありえない290gという軽さを誇ります。
さらに、コンパクトに収められた【モノコックボディ】は横方向の捻じれに強く、走り回る青物相手でも力負けする事は無いでしょう。
小型で軽量でありながら高いポテンシャルを秘めたショアジギングリールがカルディアSWです。
シマノ(SHIMANO) ストラディックSW 4000XG
シマノの名機として名高いストラディック。
コアソリッドシリーズに分類され【HAGANEボディ】に加え【Xプロテクト】が搭載されたボディは、剛性・防水性に優れる高耐久性を実現。
上位モデルにも使われる【ロングストロークスプール】による飛距離と、【マイクロモジュールギアⅡ】が採用された巻き心地は、まさに青物に特化したリールと言えます。
搭載されている技術は最高級機と差はなく、あるのは素材の違いだけ。
コスパ最強の座に君臨するショアジギングリールがストラディックSWです。
まとめ
岸からブリが狙えるショアジギング。
強烈な引きを持つ青物とのファイトは、適当に選んだリールでは太刀打ちできません!
【獲物を魅了する動き】・【走り回っても逃がさない射程距離】・【力負けしない強度】・【リールに伝えるパワー】の4つが必要。
そんな理想的なリールを選ぶ基準をまとめると
- スプールは4000~5000番サイズ
- 早巻きが出来るハイギア以上
- 高性能なドラグ
- 握りやすいハンドル
1つでも欠けると青物は釣れません!!
この4つの条件に加え
今回ご紹介したショアジギングリール達は、どれも高性能で青物狙いに特化したリールばかりです。
- 安いリールで釣りたい
- ある程度の性能が欲しい
- 満足できるリールで釣りたい
値段も道具選びでは重要なポイントとなりますので、じっくり検討して最高の【ショアジギングリール】に出会える事を祈っています!
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