車を運転する人が絶対にやってはいけないことが飲酒運転
日本の法律では呼気中アルコール濃度が0.15mg以上で酒気帯び運転となります
トラックやバス・タクシーなど運転を仕事にしている人はもちろん、現在では営業職で車で外まわりの方や車で移動する市役所の職員さんも気を付けなければいけない時代になりました
どういう事か
私たちは飲みに行くのに車で行く事は絶対にしませんよね?
しかし、家に帰ってから思いませんか?
飲んだ酒は、体からいつ抜けるのか
気になるのは前日のお酒

私は毎日のように晩酌するんですが、家で飲む場合は量が加減できます
しかし、怖いのは外で飲んだ時
場の雰囲気も手伝って、いつもより飲み過ぎてしまう事があるんですよね
ベロベロに酔って二日酔いって事はないんですが、何となくアルコールが残っているような感じがする事ってありませんか?
一般的に500ml飲んだ場合のアルコール分解時間は
度数5%のビール・・・約2時間半
度数7%のハイボール・・・約4時間
度数9%のストロングチューハイ・・・約5時間
度数14%のワイン・・・約7時間
度数20%の日本酒・・・約10時間
度数25%の焼酎・・・約12時間
アルコール度数が高いお酒はそんなに量は飲めないと思いますが、ビールほどの度数ならけっこう量がいっちゃう時もあるんですよね
明日の出社時間を逆算して飲むんですが、はたしてアルコールは抜けているのか…。
アルコールチェッカーの精度
私は運転に関わる仕事をしているんですが、現在は全ての運輸関係の会社は出社時に免許証の提示とアルコールチェックが義務付けられています
会社に設置されているのは業務用のアルコールチェッカーで、名前と時間以外にもカメラとも連動していて顔までもキッチリ記録されます
しかも精度は高すぎるほど!
その手順は
1・社員番号を入力し測定開始
2・3秒間いきを吹き込む
3・0.000なら仕事へ
4・もし検出されたら15分後に再検査
5・消えなければ乗務停止
ここで気になるのは4
再検査をする理由は食べ物の中にも微量のアルコールが含まれている事があり、それにも反応してしまうからなんですよね
私がこれまで反応したものは『栄養ドリンク』『チョコレート』『チーズを使ったパン』
最近は入り口で手のアルコール消毒が必要となっているんですが、この手に付いたアルコールも反応したことがあります
しかし、これら食材に含まれるものは数値が少量ですし15分後には間違いなく消えるんです
そのための再検査という事
もしもアルコールが検出されたら?

前日に「飲み過ぎてしまった」という心当たりがあった場合、1回目で0.15以上出てしまうと言い訳なしで完全アウト!
2回目でも消えなければ仕事はできず、消えるまで会社で待機したあと始末書を書くことになります
っとなると、当然その日は欠勤扱いとなり給料は出なくなりますし、ボーナスの査定も下がってしまいます
まあ当然の事でしょう
それほど飲酒運転というものは危険なんですから!!
本当はいけないんですが…
実は、このアルコールチェッカーにはちょっとした盲点もあるんですよね
0.050以下は検出されないんです
つまり1回目で出てしまっても15分の間に0.049以下まで下げれば良く、完全に0にする必要はないという事なんです
もしもアルコールが出てしまった場合、とりあえず15分の間で水をがぶ飲みしてみてください
私の経験上0.07ぐらいまでなら大丈夫でした
そのかわり、軽い『水中毒』のような症状が出てしばらくは仕事になりませんでしたけど…。
全て飲んだ自分が悪いんです
自身の飲める量を把握しておく事
『お酒を飲まない』ってのが一番の対策なんですが、やっぱり仕事終わりの晩酌は最高なんですよ
問題なのは量
飲み過ぎは体に有害ってこともあるんですが、適量を守って楽しむことが大事なんですね
私のように職場で検査する方はいいんですが、運輸関係の仕事でない方にとっては自分の呼気中アルコール濃度なんてわからないでしょう
休日、家族と車で出かける方へ
前日飲み過ぎてはいませんか?
お酒が残った感じはありませんか?
最近では携帯用のアルコールチェッカーもありますんで、持っておくのもアリかなと思います
事故をおこさなくても、捕まれば免許停止処分はまぬがれませんから
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