2020年。今年は『東京オリンピック』が開催されますが【新型コロナウイルス】の影響で大混乱となっています。
予定通りの開催か?はたまた延期・中止となってしまうのか?
各国ではスポーツの大会が中止となり、まだ代表選手が50%以上きまっていないみたいですね…。
4年に1度【うるう年】に開催されるのがオリンピックですが、同じく世界の注目を集める“アメリカ大統領選挙”も行われるんですよね。
ドナルド・トランプが再選を果たすのか?それともバニー・サンダース上院議員、ジョー・バイデン全副大統領、トゥルシー・ギャバード下院議員らが初当選となるのか?
しかし、一番気になるのは
誰が当選したかではなく、当選した方はどうなってしまうのか?
不幸に見舞われた歴代大統領たち

始まりは180年前、【呪い】の中には誰もが知っている大統領の名も…。
1840年、第9代大統領『ウィリアム・ハリソン』
就任からわずか31日という速さ(歴代大統領で最短)で肺炎により死去。
1860年、第16代大統領『エイブラハム・リンカーン』
フォード劇場で現代劇を妻たちと見ているところを、背後から拳銃で撃たれ死亡。その1年前にも狙撃されている。
1880年、第20代大統領『ジェームズ・ガーフィールド』
就任から4か月後、鉄道駅で背後から銃撃をうけ一命はとりとめたが、医師の荒治療による感染症で死亡。
1900年、第25代大統領『ウィリアム・マッキンリー』
夫人と共に博覧会に出席しているところを銃撃される。2発撃たれた弾丸のうち、1発は体内に残ったままで1週間後に死亡。
1920年、第29代大統領『ウォーレン・ハーディング』
大統領として初めてアラスカを訪れるが、その帰り道に重度の食中毒となり心機能不全で倒れる。
その後、肺炎を発症するなどしたのち脳梗塞で死亡。
1940年、第32代大統領『フランクリン・ルーズベルト』
第2次世界大戦に参戦を決めた大統領であるが、その終戦直前の1945年4月に脳卒中で死亡。
5月にドイツ、8月に日本が降伏した。
1960年、第35代大統領『ジョン・F・ケネディ』
オープンカーでダラス市内をパレード中に狙撃され、頭部に命中した弾丸が致命傷となり死亡。
多くの謎を残す最も有名な大統領暗殺事件となる。
1980年、第40代大統領『ロナルド・レーガン』
就任69日後、演説を終えてヒルトンホテルの裏口から退出しようとしたときに銃撃されたが、弾丸は心臓をかすめ肺に穴を空けていたが一命はとりとめた。
しかし後年は癌やアルツハイマー病に悩まされ最後は肺炎で死去。
2000年、第42代大統領『ジョージ・W・ブッシュ』
グルジアで演説中に手榴弾(不発だった)を投げ込まれ、さらに9・11同時多発テロの発生と危険にさらされたが現在も生存している。
以上9名の大統領のうち6名が暗殺、もしくは暗殺未遂にあっているのです。

噂される呪いとは?

すべての始まりは大航海時代
15世紀に活躍した探検家として有名な『クリストファー・コロンブス』が新大陸を発見して以降、各欧州諸国も続くように新大陸へ植民地を求めて進出していきました。
現地に古くから住んでいた先住民族であるネイティブアメリカンたちの文明は欧州とは比べ物にならないほど劣っていました。その為、一方的に殺害、略奪され領地を奪われ侵略されていったのです。
やがて移住した白人たちは【アメリカ合衆国】を造り、自分たちの国として発展させていきました。
テカムセの呪い
19世紀にはいり、領土の拡大を続ける合衆国の白人たちはインディアン部族の『ショーニー族』と戦いを繰り広げます。
指揮を執るショーニー族のリーダーは【テカムセ】
文字が無く、口承文化を持つインディアンになかでもテカムセは雄弁者だったようで、同胞たちは彼の言葉を信じ、 心を一つにして白人たちと戦いました。
そして1811年『ティピカヌーの戦い』が起こり、ショーニー族の若き戦士であったテカムセが敗北し殺され、長きにわたるインディアン戦争が終結を迎えるのです。
この戦いで指揮をとったのが、最初の犠牲者となったウィリアム・ハリソンでした。
白人たちの代表でもある大統領に対し、強い恨みをもったテカムセ(あるいは兄弟で預言者のテンスクワタワ)が呪いをかけたと噂されています。
不幸の連鎖は止まるのか?
1980年のレーガン、2000年のブッシュと続けて二人の大統領が任期を満了しているので「それまでの事件は単なる偶然にすぎない」という考えが世論の多くを占めているようです。
実際の所、歴代大統領の不幸が『呪い』によるものという証拠は何一ありませんが、なかには呪いを信じ大統領を災難から守るために祈願するキリスト教団体もありました。
またロバート・リロイ・リプレーという人がケネディ大統領暗殺事件よりも前に「不思議な法則」として、この20年周期の不幸を本の中で書いており、いまだに呪いを信じている人たちが存在するのも事実。
ここまで規則的に不幸がおこるのは、単なる偶然では片づけられない気がしますね。
2020年11月3日
この日誕生する大統領は、いかなる運命をたどるのでしょうか?
不幸な事件が起こらないことを、ただただ祈りたいと思います。
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